【2万円台PC】小型無音パソコン Skynew M2S を使ってPCオーディオ!
今回はAmazonで2万円台で売ってる格安パソコン Skynew M2Sを使ってPCオーディオを楽しんでみます。自作するからにはハイレゾでDSDも再生できる高級オーディオなみを目指します。格安のPCをベースにシステムを組みますが、このPC、組み合わせるUSB-DACにもよりますがDSD11.2MHzの曲もDSDネイティブで出せるようにできます。その際のCPU負荷は20%前後。余裕あります。ちょっとしたスキル試しにどうですか。
M2Sには最初からwindows10PROがインストール済みの64GB SSDが入っていますが、大量の音楽データを格納するには狭すぎのため、これを256GB SSDに換装します。
まずその前にwindows10PROのインストールディスクを作っておきます。MicrosoftのwebサイトからWindows10PRO のディスク イメージ (ISO ファイル) のダウンロードから入手しDVDディスクに焼いておきます。【このツールを使用して、別の PC に Windows 10 をインストールするためにインストール メディア (USB フラッシュ ドライブ、DVD、または ISO ファイル) を作成する】という項目です。
M2Sには光学ドライブはないので別途用意したUSB光学ドライブが必要です。光学ドライブは音楽CDのリッピングなどにも何かと必要ですよ。
ではSSDを内蔵していきましょう。換装の詳しい手順はamazonのSSDの商品ページ(Skynew ミニパソコン ノートPC 用 mSATA SSD 256GB (30mm X 50mm) mSATA III 6Gb/s 高性能 内蔵型SSD 増設 メモリー ミニ ハードディスク 1枚)に公式動画へのリンクがあるので見てください。動画を見ながらやれば簡単です。
このSSDのベンチを貼り付けておきます。これぐらいの読込速度がでていれば巨大なハイレゾファイルも演奏しながら途中途切れずにリアルタイムに読めるでしょう。メモリは4GBのままで充分でした。8GBへの換装もできますが音楽再生が目的の場合は費用対効果は低いです。
では、新しく内蔵したSSDにOSをインストールします。
M2SのBIOSから起動ドライブをUSB光学ドライブに変更します、その手順はM2Sを再起動しDELボタンを連打でBIOSに入ります。BOOTの項目のBOOT Option #1を、USB接続した光学ドライブに設定してSAVE&EXIT。ふたたび再起動が始まりますが画面に「Press any key boot from cd or DVD...」とでたらすぐさま何かキー(エンターとか)を押すとDVDから起動が始まりwindows10PROのインストールウィザードが始まります。
あとは画面に従っていけばいいだけですが、このとき注意点は1つだけ。windows10PROをインストール中にプロダクトキーを聞いてくるところで「後で」を選択すること。プロダクトキーは初回起動時に自動で登録されます。
OSのインストールが完了したあとに、もしエラーが出て立ち上がらなかったときは、BIOSのBOOT Option #1を「WINDOWS BOOT MANAGER(p0:SKYNEW)に戻しておきます。(こうなってないとwindowsは立ち上がりません)
windows10PROが立ち上がったらインターネットに繋いでコントロールパネル→システム→windowsライセンス認証 の欄が「Windowsはライセンス認証されています」と表示されていることを確認。(10分ぐらい時間がかかることもあります)以上でOSのインストールは完了です。
あとは手持ちの音楽データをSSDに入れていきます。
USB-DACと再生ソフトはお好みによりグレードを選んでください。
僕はハイレゾUSB-DACにTOPPINGのD10を、再生ソフトはJRMCを使用しました。両者のインストール手順と設定はここでは省略します、簡単なのでググってみてくださいね。
ハイレゾの音質はどうでしょうか?
M2Sはブラウザの起動をしたりするときはゲーミングPCのようには機敏とは言えませんが、静音性低消費電力性があるため音楽用には良いんではないかと思います。
みなさんもいかがでしょうか。
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